長時間のパソコン作業や運動不足が続くと、腰まわりに重だるさを感じやすくなります。通勤がない在宅ワークは便利な反面、座りっぱなしの時間が増え、気づかないうちに身体へ負担がかかっていることも少なくありません。
「最近、前かがみになると腰が気になる」「太ももの裏が張っている感じがする」そんな方は、腰や下半身の筋肉が硬くなっている可能性があります。そこで今回は、仕事の合間やリラックスタイムにも取り入れやすい、腰と太ももをゆるめるストレッチをご紹介します。特に、前屈時に違和感がある方におすすめの内容です。
まずは腰まわりのストレッチから始めましょう。
床に座り、膝を曲げた体育座りの姿勢になります。両手を身体の後ろにつき、右足首を左膝の上にのせます。背中が丸まらないように意識しながら、右膝を外側へゆっくり押していきます。右のお尻まわりがじんわり伸びるのを感じながら、30秒ほどキープします。お腹を軽く引き上げるイメージを持つと姿勢が安定します。
次に、左膝を外へ開き、脚全体を左側へ倒してから元の位置に戻します。続いて右側にも同様に倒します。左右交互に10回を目安に行いましょう。反対側も同じ流れで行います。左右差や硬さを感じる場合は、無理のない範囲で少し長めに伸ばすとよいでしょう。
続いて、もも裏(ハムストリングス)のストレッチです。
床に座り、両脚を前に伸ばします。右膝を曲げ、右足裏を左脚の付け根あたりにつけます。右膝はできるだけ床に近づけましょう。そのまま背中を丸めずに、お腹を太ももへ近づけるイメージで前に倒れます。ゆったりと5呼吸キープします。
もも裏には複数の筋肉があるため、つま先を外側に向けて5呼吸、内側に倒して5呼吸と角度を変えることで、より広い範囲を伸ばすことができます。反対側も同様に行いましょう。
これらのストレッチは、特別な道具や広いスペースを必要としません。大切なのは、反動をつけず、呼吸を止めずにゆっくり行うことです。1回あたり数分でも、毎日続けることで身体のこわばりがやわらぎやすくなります。
在宅ワーク中は、1時間に一度立ち上がる、軽く肩を回すなど、小さなリフレッシュも意識してみてください。腰の違和感が強くなる前に、こまめなケアを取り入れることが快適な作業環境づくりにつながります。
なお、ここで紹介した内容は一般的なセルフケアの一例です。体調や身体の状態には個人差がありますので、無理のない範囲で実践してください。継続的な痛みや不安がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。
