電動化や先進安全技術の進化が進むなか、高級ミニバンの価値も大きく変わりつつあります。移動そのものを上質な時間へと変える存在として注目を集めているのが、レクサスのフラッグシップミニバン「LM」です。
2020年に登場したLMは、トヨタ・アルファードをベースとしながらも、素材選びやデザイン表現により、レクサスならではの重厚感と洗練された空間を実現してきました。2023年からは日本市場にも導入され、用途に応じて選べる複数の仕様が展開されています。
2026年夏に行われた改良では、走行中の静かさがさらに磨き上げられました。リア周辺への制振材・吸音材の追加により、車内に伝わるノイズを抑制。あわせて室内照明の調整幅も拡大され、乗員の好みに合わせた細やかな演出が可能となっています。
上位の4人乗り仕様では後席操作性の向上が図られ、快適性を重視した空間づくりが一層進化しました。
一方で、価格面で最も手が届きやすい存在となるのが、3列6人乗りの「LM500h version L」です。堂々としたボディサイズや存在感あるフロントフェイスは上級仕様と共通で、洗練されたスピンドルグリルや精悍な足元が高級感を演出します。
室内はすべて本革シートを採用し、2列目には電動オットマンやシートヒーター、ベンチレーションなどを装備。移動中もゆったりとくつろげる設えが整っています。3列目はアレンジ性にも配慮され、大きな荷物にも対応できる実用性を確保しています。
さらに、大型ディスプレイや先進運転支援システムが標準で備わり、快適性と安心感の両立も魅力のひとつです。ハイブリッドシステムと4WDの組み合わせにより、滑らかで安定した走りを実現し、燃費性能もシリーズ中で最も優れた数値を記録しています。
最上級仕様と比べて価格差は大きいものの、上質な内装、広い室内、先進装備といったLMらしい魅力はしっかりと受け継がれています。
価格、快適性、実用性のバランスを重視するユーザーにとって、この最安グレードは非常に現実的な選択肢といえるでしょう。
記事後半のポイント
・レクサスLMの最安グレードは3列6人乗り仕様
・上級モデルと比べて約510万円抑えた価格設定
・本革内装や大型ディスプレイ、安全支援機能を標準装備
・4WDハイブリッドでシリーズ中トップクラスの燃費性能
・快適性と実用性を両立したフラッグシップミニバン
